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自然教育園⑩(11月)コウヤボウキ、ムラサキシキブ

yuenono8787

更新日:2023年12月24日

 今回出迎えてくれた花は、シロヨメナ、キッチョウソウ、コウヤボウキ、サザンカとめっきり数少なくなっていました。

 コウヤボウキは万葉集にも出てくる花で、落葉低木。高野山で茎を束ねて箒にしたことから、この名前がついたそうです。茎の頑丈さはいざ知らず、枝の先に付いた花は薄ピンク色で、クルクル巻いた頭状花からなり、かなり可憐です。

 花のかわりに楽しませてくれたのは、実物です。それぞれが秋色で、ムサシアブミ、サネカズラ、ノイバラ、千両、万両、ウバユリ、カラスウリ、挙げたらキリがありません。今年は新芽、花の時期から毎月変化を追ってきたので思いもひとしおです。

 ムラサキシキブの実も今を盛りとばかりに、美しい紫の実を付け、青空に映えていました。数週間前に花屋さんが綺麗に葉を取り除いた(大変なご苦労であることを知っております)ムラサキシキブを生けましたが、今日のムラサキシキブは、奔放な感じすらしました。こちらを生けたらどうなるのか⁉️ 全く違う花になるに違いありません。人間の手が入ったもの、入っていないもの、それぞれの美しさに思いがおよびました。


コウヤボウキ


キッチョウソウ


ムサシアブミ(実)


サネカズラ(実)


ノイバラ(実)


ウバユリ(実)



ムラサキシキブ(実)







 
 
 

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