
お箏を弾くという貴重な体験させていただきました。
最初に、山田流筝曲山木派家元七代、山木千賀先生にお箏の歴史を先生自らのすばらしい演奏とお歌を交えて紹介していただきました。それから、爪の付け方(恥ずかしながらそこからです)を教えていただき、漢字の譜面を見ながら、「証城寺の狸囃子」(しょうしょうしょうじょうじ、しょうじょうじのにわは~)が一曲弾けた時には、感無量でした。
私にとってお箏といえば、お正月に「春の海」を耳にするくらいというのが実情でしたが、お伺いしたところ、お箏だけではなく、お三味線とお歌もできなければいけないそうで、トライアスロン級とのことでした。お箏からお三味線、浄瑠璃、そして歌舞伎と繋がっていき、日本の伝統文化の広さと奥深さを感じました。また、初心者にもわかりやすくお教えいただき、伝える姿勢をも学ばせていただいた大切な時間でした。
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